売れるコンセプトの作り方|誰でもできるハズせない考え方

メディア作り

最近、副業で稼ごうと頑張る人は増え、初心者でも稼げるようにTwitterで発信している人をよく目にします。しかし、なんとなく方向性は整っているものの、少しブレたように感じる発信者も多くみられます。これはコンセプトを軽視してとにかくフォロワーを伸ばそうと躍起になっているからではないでしょうか?

僕は、コンセプトこそが商品設計の中で最も重要な要素だと考えています

そこで今回は、個人の魅力を最大限引きだすことに特化した現役コンサルタントが、コンセプトを作る上で絶対にハズせない考え方について解説します。

コンセプトは特化して希少になれ

コンセプトを作るときは、希少性を感じられるものにすることが大切です。

希少性があれば何でもいいとはいいませんが、珍しさを感じられる切り口であるほど、お客さんの興味を引きやすくなります。

そのためにも何か1つズバ抜けて特化することがポイントになります。

例えば、あなたがイタリアンレストランを開業することを想像してみてください。

お客さんが自分の開発した料理で喜んでくれたらワクワクしませんか?

最高においしいチーズを使ったピザ、イタリアで腕をあげたシェフ自慢にペペロンチーノ、こだわりのドレッシングがかかったサラダ、ナポリから仕入れた高級ワイン、バカラのグラス、オシャレすぎて浮足立つような内装、東京を一望できる夜景……

初心者ほどさまざまなケースを想定して盛り込みすぎて、結局どのシチュエーションにもハマらないことが起こり得ます。全体としてレベルの高いイタリアンレストランになりそうですが、まず初めにやるべきは1番売りたい商品を全面に出すことです。

大切なのは、コンセプトを絞りに絞って珍しい切り口に整えて、一部の人にバッチリハマる商品を1つ作ることです。そしてブレずに商品の良さを伝えつづけていくことが大切です。

商品開発には5W1Hの徹底

商品開発の企画を立てるときには、コンセプトを明確にすることが大切ということはご理解いただけたと思います。では、そのコンセプトはどのようにすれば明確になるでしょうか?

コンセプトを考えるときには、5W1Hを明確にすることが有効です。

5W1Hとは以下の項目を表す言葉。

・When:いつ
・Where:どこで
・Who:誰が
・What:何を
・Why:なぜ
・How:どのように

これら6つの要素を決めていくことで、ターゲットや利用シーンが明確になり、確固としたコンセプトができあがります。

When

いつお客さんは商品に出会い、使うのかを考えるのは1番重要なポイントです。
朝なのか夜なのか、季節はいつ頃なのか、平日なのか祝日なのか。さまざまな切り口があるでしょう。

極論ですが、お客さんが買うか買わないかはタイミング次第です。

タイミングよく商品が目の前にあれば買うし、そうでなければ買わない。意外とそれだけの話だったりします。

もし士業やスキルを売る仕事であれば、お客さんのレベルにマッチする状況かも考える必要があるでしょう。

Where

場所によっても用途が大きく変わります。

オフィスなのか、自宅なのか、お誕生日にだけ使うのか。

スキルを売る場合も、お客さんがどのような背景から求めるに至ったかを考えると、場所が関連しているケースもあるでしょう。

Who

誰に売るかによっても、コンセプトは大きく変わってきます。

性別、年齢、居住地、職業、生活習慣、年収、趣味、家族構成など。

誰が利用するのかを考え、ターゲットを絞る必要があるでしょう。さらにビジネスの深度が深くなってきたら、ペルソナ設定をすることでさらに深く刺さる商品を作ることができます。

What

何を作るのかは商品の根幹です。
ここが固まっていない人は、『【自己分析法】あなたを丸裸にする「20答法」とは』などを参考に自己分析から始めることを強くお勧めします。

Why

その商品はなぜ必要とされるのか。

どれだけ優れた商品を作った自負があったとしても、求められる理由がなければ売れる商品にはなりません。

How

そして最後にどのように使うかを意識することです。

どのような問題を、どのような方法で解決し、どうなれるのか。この流れを徹底することで、お客さんに満足してもらいやすくなる商品になっていきます。

これもペルソナ設定をすることでさらに深く刺さるでしょう。

最後に|コンセプトは命

このように分類して整理していけば、漏れなくコンセプトを考えることができます。コンセプトを基盤として、集客やセールスを行うことで、熱狂的なファンを生み、あなたの商品が購入されます。

商品の作り方がそもそもわからない方はこちらの記事をご覧ください。コンセプトに対する価値観が変わったあなたに、ぜひご一読いただきたい渾身の1記事です。